以前は工場で鉄鋼に塗装をする仕事に従事していました。
お客様と直に接することがなかったので、個人のお客様のお住まいの塗替えをするようになった当初は戸惑うことばかり。ですがしばらくして、
工事が完了したとあるお宅のおばあさまから「ありがとう」と言葉をかけて頂いたことがありました。
これがきっかけで、お客様の大切なお住まいをよみがえらせ長持ちさせることは塗装職人の使命であると思うようになりました。
涙が出るほど嬉しかったお客様からの感謝の言葉。私にとって無上の喜び。
これからも努力を怠らず、お客様のために最高の塗装をしていきます。
塗ったときに刷毛の目が出ないように、山羊の毛を使ったコシのある刷毛を選ぶようにしています。
塗った「あと」が残ると最良な仕上がりには程遠くなりますので、道具選びからこだわりを持っています。




- ・洗浄
- 劣化箇所の状態をチェックせずに高圧洗浄をしてしまうと、水漏れや劣化の広がりの原因となるため事前に入念な劣化箇所の確認を必ず行ない、洗浄をします。
- ・下地処補修
- 洗浄同様に、作業前には外から見えづらい箇所までしっかりと、クラック・ひび割れがないかチェックをします。
万が一見落としがあって、最終的な仕上がりに悪影響が出てしまっては絶対にきれいな仕上がりとはなりません。 - ・養生
- 窓まわりなどをまっすぐきれいに塗れるように、養生用テープはしっかりと貼って塗装後の手直しが発生しないようにします。
特に得意とする工程作業で、腕の見せどころです。 - ・下塗り
- 仕上がりの艶に直接影響する工程です。均一にしっかりと塗料を乗せるイメージで、丁寧に時間をかけて施工をします。
塗った後のチェックがとても大切で、ここで塗布量が守られているかしっかりと確認します。 - ・中塗り・上塗り
- 最後の工程ですので、とにかく集中して施工します。中塗りは塗料を厚く付けすぎないように、上塗りではしっかり厚みを付けて美しく仕上げます。
そして一番大切にしていることは、最終チェック。ひと目につかない細かな箇所まで念入りに確認します。




抜かりないチェックをする、ライン1本見逃さない目を持っていると自負しています。最終的な仕上がりの段階で補修は絶対に他がOKを出しても自分が納得するまで絶対にやりますし、手を抜きません。 納得いく商品を出して、ようやく職人はお客様に「ありがとう」をいただけると思っています。





施工と同じく道具や塗料についてもお客様の壁や屋根を扱う大事なもの。自分が認めたものしか現場には出しません。新しい道具について議論中。
自分の目利き、そしてさまざまな人の意見を聞くようにしています。

- ・下地処補修
- 爆裂した箇所や痛んだ壁、屋根を復元することに最も力を入れています。
- ・洗浄
- 綺麗にすることは当然で、私が最も慎重にやっているのが、家に水が入らないようにする事です。禅定前に雨漏りが起こる危険性がないのか。劣化がひどく洗浄に耐えられない箇所はないか、入念にチェックします。
- ・養生
- ただふさげばいいというものではありません。お客様が日々過ごしにくくないかを一番に考えます。お客様と話して、開放する箇所などを検討します。
- ・下塗り
- 工事において一番大事な工程です。
基本的には指定された材料で塗装を行いますが、まれに決められた材料で塗っているとお客様の家の状態によって下地を傷めるケースもありますので、その際はすぐに変更をすることも検討します。 - ・中塗り・上塗り
- きれいに塗るのは当然の事です。私が特にこだわっているのは塗布量です。材料の性能をしっかり出すことにこだわっています。







チェック、修正、仕上げにとことんこだわります。チェックに関してはよく他の職人から「そこまで見るの?」と言われるくらい細部まで見ています。施工に関しても昔はただ早く仕上げたいという気持ちで一杯でした。職人にとって早さはもちろん重要ですが、今は時間をかけるべき箇所はわざとスピードを落として調整しています。


大事に使いますが、こだわりはないと思います。与えられたものを大事に使う。道具によって左右されたくないし、どんな道具を使っても同じ仕上がりを出せる職人でいたいですね。
ただ、お客様のお宅に停めさせていただく車だけはキレイにしておきたいです。




- ・下地処補修
- クラックは絶対に見逃してはいけません。絶対に3回は回るようにしています。
左回りと右回り、日の当たりでも見え方が違うので、時間と角度を変えてみるようにしています。 - ・洗浄
- 一回では落ちきれていない場合もあるので、必ず2回洗浄します。窓は汚れないように数回洗うようにしています。
風向きの確認、機材の角度、シートの2枚貼りやあて板を使い、絶対に飛ばないようにします。 - ・養生
- お客様の生活スタイルに合わせて養生しています。雨戸の開け閉めができるか、どこを開けといた方が良いかなど、お客様と必ず打ち合わせを行います。
植栽にも細心の配慮を行います。 - ・下塗り
- 厚み・塗布量にこだわります。吸い込みによっては塗布量の調整を行います。ローラーにつける量と1回の塗布面積を変えず均一に塗ります。下地と塗料が合っているのか、必ずテスト施工しています。
- ・中塗り・上塗り
- 隅々までやることを徹底しています。もちろん、下塗りと同様1回につける量と塗布面積は遵守し、ローラーの継ぎ目を出さないようにしています。艶のムラがないか?ラインの角の部分もしっかりチェックしています。




施工は誰にも負けないと自負しています。性格が頑固なせいか、イメージしたものと近づかないと何度もやり直したりします。勝手な判断ではなく、きちんとした塗布量が使われているかは常に意識し、使用塗料や天気、建物の状況により何の道具で何回塗布しなければならないか細かく判断し。常に最高の状態で施工を行います。






刷毛は塗料の含みの良いものを使います。厚みがあって毛先が長く、ひと刷毛で伸ばせるコシが強いものが好きですね。良い塗料というのはお客様の要望によって変わるので、私たちの基準では答えられないと思っています。

- ・下地処補修
- 営業さんからの情報だけでなく、必ず自らの目で建物を1周チェックをします。旧塗膜の除去とクラック補修はとにかく徹底します。
私一人の眼だと見落としがあるかもしれないので、必ず他の職人の眼も入れるようにします。 - ・洗浄
- 建物全体の構造をまず把握します。その中で洗浄をする方向や強さを変えるようにします。軒が木の場合、中にしみやすいので極力水洗いはせず、ケレンで対応するなどして注意しています。
- ・養生
- 私は施工の中でここが一番重要だと思っています。仕上がりをどれだけイメージできるかがカギとなります。またお客様が通るアプローチ部分も塗料を踏むことがないように細心の注意を払っています。
- ・下塗り
- 艶、色ムラなど仕上がりが変わるため、とにかく均一に塗るようにしています。1ローラーで塗れる面積を徹底して把握し、塗料の希釈も吸い込みや天候、施工面(日が当たる当たらない)などに合わせてかえていきます。
- ・中塗り・上塗り
- ここまでが重要なので、ここからは誰がやっても一緒だと思っています。
塗り忘れ、ピンホールのチェック、塗布量の遵守だけは気をつけています。




施工は毎回「自分の家を塗っている」意識を、自分だけでなくチーム全体に徹底するようにしています。 お客様との対話では専門用語などは使わず、「わかりやすさ」「正確に伝える」をとにかくきをつけています。 どれだけ大切なものを工事させていただいているかということを常に心に置いて工事しています。


刷毛はコシがあり、毛が長めのものを好みます。塗りやすさ、仕上がり全てにおいて変わります。ナイロンよりも動物の毛。中でも馬の毛が良いです。
カッター類など細部を切る道具の切れ味にもこだわっています。
細部で施工は決まります。

- ・下地処補修
- クラックや屋根のひび割れを確認して直すのはもちろんですが、チェックはとにかく慎重に行います。きわの部分などは見落としがちなので、特に注力してい見ていますね。
- ・洗浄
- 経験上、屋根と窓廻りは隙間ができていることが多いため、そのぶぶんは圧を落としています。それ以外でも水が入ってしまう可能性がある箇所が多々あるので、そこに関しても圧力は調整します。また他のスタッフと連携し、人がいないかなど常に細心の注意を払います。
- ・養生
- 養生する前に要望を聞きます。エアコン関係もふさぐと壊れるので、注意しています。ラインを出すのに重要な箇所なので、慎重に、そして壁に跡を残さないように気をつけます。
- ・下塗り
- 下地の状態で下塗りが変わることもあります。吸い込み方を見て、ひどければ、何回も吸い込みが止まるまで行います。見た目の光沢感も基準に判断します。また下塗りの状態で段差を確実になくします。
- ・中塗り・上塗り
- こだわっているのが時間帯。なるべく遅い時間には仕上げません。
乾きに時間がかかると艶に影響してしまうので、一番美観を残れる方法を選択します。仕上がりのきれいさには絶対に手を抜きませんし、お客様目線の判断をします。








塗装職人になって日が浅い頃は、誰よりも早く仕事ができるようになりたくて、がむしゃらに働いていました。
ただ、それだけではお客様のお住まいをきちんと守れる塗装は実現できません。
出会うお客様からは多くのことを学ばせてもらっています。そのご要望を現場で表現し、信頼にお応えする。これが私の信条です。
「あなたに頼んでよかった」とお褒めの言葉を頂けるよう日々切磋琢磨し、お客様に最高の塗装をお届けします。


ローラーの使い方には気を遣っています。お客様の仕上がりイメージを実現するために、目が細かく綺麗に仕上がる小さいローラーを使うようにしています。




- ・洗浄
- 洗浄前には必ずご近所をまわり作業時間をお伝えしています。必要に応じて洗濯物を取り込んでもらったり、お車にシートをかけさせてもらうようにお声がけしています。
- ・下地処補修
- 塗装の耐久性を向上させるために欠かせない重要な工程ですので、自分の目で補修が必要な箇所がないか確認をするようにしています。
- ・養生
- お風呂の窓などの換気口は、すべて塞いでしまってお客様の生活に支障が出ないように、ご要望を伺いながら養生をしてます。
- ・下塗り
- 年月が経ちすぐに劣化が出るのは下塗り工程に原因があることが多いので、塗り残し・塗りムラに気をつけて慎重に作業を進めます。
- ・中塗り・上塗り
- 塗料メーカーが定めた「塗布量・塗り重ね乾燥時間」は、下塗りでの時間を含めて遵守し、塗料の耐久性や性能を最大限引き出していきます。塗り上げた際には、いろんな角度から目視で確認し、塗りムラがないかしっかりとチェックを行ないます。




以前は鉄工所で溶接の仕事をしていましたが、お客様の大切なお住まいを守るためにとことんこだわって仕事ができる塗装の仕事に魅力を感じ、この世界に飛び込みました。
この仕事は天職と言っても過言ではないですね。
これからもお客様にご満足してもらるよう日々研鑽を重ね、心を込めた最高の仕上がりを提供します。


しっかりと塗布量を確保して、きれいな仕上がりを出せるように柔らかい刷毛を使用しています。
自分の思い通りの塗装をするためには道具の手入れも重要で、日々の保管も気を使っています。




- ・洗浄
- 徹底的に汚れを落とすことに集中しています。少しでも汚れが残っていると決してお住まいを守れる塗装はできません。
屋根の小口や樋の中など細かい箇所も見逃さず、きれいに洗い流します。 - ・下地処補修
- ひび割れなどの劣化箇所は見えなくなるまでしっかりと時間を掛けて補修をします。
お住まいの耐久性を向上させるために欠かせない工程ですので、こだわって丁寧に作業をします。 - ・養生
- きれいな養生が美しい塗装につながると、この世界ではよく言われたりします。
風などではがれたりヨレが出ないように、まっすぐにピンと貼るように丁寧な養生を行ないます。 - ・下塗り
- あらゆる箇所を均一に塗りこまないと、美しい仕上がりにはなりません。
窓まわり、天井面と外壁との境目、継目の溝など細かい箇所に塗り残しがないようにします。 - ・中塗り・上塗り
- 塗った後に塗料が垂れていないか、角度を変えて3回以上しっかりとチェックをしています。
見た目の質感や手触りでも美しく仕上げるために、何度も確認をして最後までこだわって施工をします。




各工程では細部に至るまで、ひとつひとつに気をくばりながら作業をし、丁寧に仕上げることを心がけています。
また、お客様が嫌な気持ちになってしまわぬよう、施工中の安全面にも
塗ることだけでなく、「お客様に安心・安全をお届けする」ことも職人の仕事です。
お客様に安心してお任せいただけき、最後にかならず喜んでいただけるよう心を込めて美しく仕上げます。


まっすぐにきれいなラインが引けるように、コシのある刷毛を選んでいます。 いつもまっすぐな状態になるように手入れも怠りません。




- ・洗浄
- コケや細かな汚れが残っていると仕上がりに影響するので、屋根の先端部分など細かい箇所まで落とし忘れがないように丁寧に洗浄しています。
- ・下地処補修
- 雨漏りなどの原因になる小さな隙間も見逃さないために、お客様にもしっかりお聞きしながら専門家の目でチェックを行ない、適切な材料を使って処理を施します。
- ・養生
- 養生で使用するビニールは、風でなびいて音が大きくならないように丁寧に貼り、お客様のご負担を少しでも軽くするよう努めています。
角がある窓など破けやすそうな部分は特に注意して慎重に養生しています。 - ・下塗り
- 美しい仕上がりのために一番基本となる工程です。
塗装の厚みの確保、隅々まで塗装すること、塗装時の温度湿度などを順守することなどに気をつけて施工します。 - ・中塗り・上塗り
- お客様が最後の仕上がりを見て「きれい!」と思っていただけるように、艶にもこだわって施工します。
チームメンバーと協力して、何度も細かなチェックと手直しを繰り返し、継ぎ目が壁に残らないように丁寧に仕上げます。















